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またまた,やってまった

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月21日(土)10時31分34秒
  自宅アース端子とアルミサッシの止ビスの頭との「導通試験」で1~2Ωだったと報告
したが,これを,電源線のアース側(コールド,ニュートラル,デッド側)でもやって
しまったところ,見事!またまた「漏電ブレーカ」が飛んだ!!
考えれば分かることだが,接地抵抗の低いD種接地と電灯線のアース側を繋げると,
大きな「漏れ電流」が流れ,この電流が15mAを超えると漏電ブレーカが飛ぶ。

漏電ブレーカは,電灯線のホット側の電流とコールド側の電流の差を常に監視して,
これが規定値(家庭では,たいてい15mA)を超えると電路を遮断する。図のように
コールド側を低い接地抵抗の接地端子につなぐと,こちらにコールド側に流れるべき
電流の一部が分流(漏れ電流)して,コールド電流が少なくなって,往復電流の
アンバランスが起きて漏電ブレーカが飛んでしまう。

実測では,電灯線接地側の電圧が0.3~0.5V程度であったので,Rd+Rb=10Ω程度で
漏電電流はIL=(0.3~0.5)/10=30~50mAとなるので,漏電ブレーカは飛ぶ。

よって,電灯線のアース側と部屋の接地端子との間の導通を測るのは,やめたほうが
いいし,まして,電源アース側と接地端子を直接ショートしてはならない。
(二度の経験で肝に銘じた。)
 

計算例

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月21日(土)07時21分9秒
  構造体接地は,建築関係では「等電位ボンディング」というらしいが,住宅のような小規模建築に
も採用しているのかは定かではないが,基礎にメッシュ接地極を埋設した場合は,どこかで接触し
結果的に構造体接地になることはあるかもしれない(あくまで私の見解)。

そこで,小規模住宅の底面が8(m)×8(m)として,基礎部分の深さを関数に接地抵抗を計算してみた。
大地の抵抗率ρを100Ωmとして,深さ(X(m))の関数として接地抵抗(Ω)を計算して表およびグラフ
にすると図のようになる。
深さ0mでも5Ω程度になり,2mなら3.5Ωくらいが得られることがわかる。
自宅は地盤強化のため柱状改良工事で36本の改良柱を打ち込んであるようで,これに配線されて
いなくても土壌よりは抵抗率が低ければ,接地極の一部にはなりうることを考えると,接地抵抗
低下に一役買っているいるかもしれない(これもあくまで私見)。

以上の計算から,今回の自宅の接地極(たぶんD種接地)の接地抵抗測定値4Ωは「ありうる値」
であると私の中では結論した。
 

構造体接地の等価抵抗

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月20日(金)10時04分5秒
  半球電極(半径:a)の接地抵抗:Rは [ R=ρ/(2πa) ]と非常にスッキリ算出できる。
これを,建築物の地下部分を接地極として使う「建築構造体接地」に適用してみる。
次の手順をとる。
1)地下部分の地球との接触面の総面積Aを求める。
 (直方体の地下部分なら「底面+4側面」の表面積の合計)
2)その表面積Aをもつ半球電極の半径:aを求める。
  半球の表面積=2πa^2 を=Aとおいて,Aをaで表す → a=√(A/2π)
3)√(1/2π)を数値計算すると,およそ0.399となるので,概算としてこれを0.4とおく。
4)以上を半球電極の接地抵抗の式に入れると,[ R=0.4ρ/√A ]となる。
以上で,構造体接地の接地抵抗(半球電極と等価として)が求まる。

JIS T 1022で提示されている接地抵抗の計算式,R=3×[0.4ρ/√(A)]の後半部分([]内)
の意味がこれでスッキリ分かったと思う。特に「0.4」の部分。
前の3×は,JIS T 1022の「附属書」に「備考 式中の数値3は,論理値に対する安全係数
である。」と書いてある。JISの「10Ω以下」という「規定値」を「計算で出した値」が
満足しても,計算に使用したいろいろな仮定(例えば,「でこぼこの地下部分の表面積は
滑らかな半球電極の表面と同じ面積」というような無理な仮定)から,本当の接地抵抗を
表していないかもしれないので,「計算した値」が3倍の誤差を含んでも(300%の誤差)
「規定値」を満足していれば良しとする!という,という言う考えからの3倍なのである。
だから,JISでは,実際は,計算値は10/3=3.3Ω以下が求められている。
(3×0.4を計算して1.2としていないところがミソ!)
 

半球電極

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月20日(金)09時05分43秒
編集済
  接地抵抗や電極インピーダンスは,当然ながら「電極の形状」によって値が違う。
その値の計算式はいろいろ出されているが,スッキリ理解できるのは「半球電極」である。
また,構造体接地のように,ある程度大きな塊(かたまり)の電極を模擬するうえでは,
等価な半球電極を考えると都合がいい(「等価」とは,電極と地球との接触面積が「ほぼ同じ」
ということ)。

そこで,ここでは半球電極の接地抵抗の算出法を考えてみる。
次の手順を取る。
1)面積Sの電極がL離れて向き合っている場合,その間の抵抗Rは,抵抗率をρとすると
   R=ρL/S
 (これは一番よく出てくる式で,抵抗体の抵抗は「長さに正比例し断面積に反比例する」
  と覚えておこう)
2)地中の半球状の薄皮(厚さΔrの薄い土の層)を考えると,この層の抵抗は,上記の
 [R=ρL/S]のLにΔr,面積Sに半径rの部分の半球の表面積を入れれば算出できる。
3)半径rの球の表面積は4πr^2で,半球の表面積は2πr^2である。
4)中心から半径rにある厚さΔrの薄い土の層の抵抗ΔRは[ΔR=ρΔr/(2πr^2)]である。
5)このΔRが電極表面(電極半径:a)から無限遠に向かって直列接続されている。
6)この直列抵抗はΔRをr=a~r=∞間で積分してやればR=ΣΔRが求まる。

この手順を説明したのが図1である。

 

構造体接地

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月19日(木)13時39分20秒
  皆さんは,JIS T 1022「病院電気設備の安全基準」で,
「5 医用接地方式,非接地配線方式,非常電源,及び医用室の電源回路の適用内容
5.1 医用接地方式
d) 接地極 接地極は,次による。
1) 鉄骨造,鉄筋コンクリート造及び鉄骨鉄筋コンクリート造の建物で,その建築構造体
の地下部分を接地極として使用する。」
と書かれているのを知っていますね。これが「構造体接地」です。

この医用接地極の接地抵抗は,原則10Ω以下と規定されている。建築構造体接地のような
バカでかい接地極の接地抵抗を測定するには,下のほうで説明している接地抵抗計を使う
とすると,数100mのかなたに電流電極や電圧検出用の電極を埋設し,延々ケーブルを敷いて
測定しなければならないので現実的ではない(市街地では不可能に近い)。
そこで,この接地抵抗は通常「計算」によって求める。

[附属書(参考)]に次のように述べられている。
『建物の建築構造体の地下部分の接地抵抗R(Ω)は,2.及び3.によって
対地抵抗率ρ(Ωm)及び建物地下部分の延べ面積A(㎡)を求め,
次の式によって算出する。
       R=3×[0.4ρ/√(A)]
備考 式中の数値3は,論理値に対する安全係数である。』

これは学校でもよく習うし,Ⅱ種ME試験でもよく出てくるので知っていると思う。
さて,この接地抵抗の算出式はどのように導き出されたものなのか?  →それは次で。

 

構造体接地のようだ

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月19日(木)10時04分26秒
  家の水場の3Pコンセントのアース端子は,どうやら構造体接地のようだ。建築構造物の鉄骨を
使って,地下基礎工事部分を接地極とする接地を構造体接地という。
今回の実測値,4Ωは,単なる接地棒程度では実現できない。

家庭用の機器の接地は「D種接地」が適用される。これは
『D種接地工事・・・300ボルト以下の低圧用の機器の外箱または鉄台の接地例えば、対地電圧が
 100ボルト用及び200ボルト用機器の接地
 ・洗濯機や電気温水器等の水気・湿気の多い場所で使用する電気器具
 ・井戸ポンプや自動販売機等を屋外で使用する電気器具
 ・商店や工場等にあるエアコン、工作機器、溶接機等の200ボルトで使用する電気器具
  接地抵抗値は100オーム以下ですが漏電した場合に0.5秒以内に自動的に電気を止める
 漏電遮断器が電気器具に取り付けられていると500オーム以下に緩和されます。』
だそうです。

構造体接地かどうかを確かめるため,建物の鉄骨部分が露出している部分を探したが
見つからなかったので,ダメモトで,居間の庭に面したサッシドアの,取付ネジの頭と
家の3Pコンセントの接地極との導通をデジタルテスタ(DMM)で測ったら,1.5~2.0Ω程度で,
ほぼ「接続状態」のようだった。このことから,うちのD種接地は構造体接地,もしくは,
接地極が建物の鉄骨につながっているものと思われる(建築屋に確かめないと分からないが)。
と結論した。
 

ジュラシック・ワールド2

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月18日(水)22時55分17秒
編集済
  ももちゃんは,親子で「ハン・ソロ(若き日のハン・ソロとチューバッカ)を見に行ったんですか。
確かに,ファルコン号大好き人間にはたまらないね。私は,前にも言ったように,ハリソン・フォード
でないハンソロもねえ・・・ってところで,DVD解禁まで待つとするよ。

実は,今日,またSF好きのオタク老人2人で「ジュラシック・ワールド 炎の王国(Jurassic
World: Fallen Kingdom)」を見に行ってきました。
「それなり!」なんだけど,私評としては「壮大な駄作」と評する。友達は「けっこう面白かった」
と言っていたので,恐竜の総出演を見る分には,それなりに楽しめるんだが,物語構成力が大分
落ちている感じがする。まあ,見てもよし見なくてもよしかな。DVDまで待ってもいいカモ。

なお,終わり方はJW3・・・と続きそう。ラストの後の,人間界の大混乱が次のテーマになりそう。
 

ファルコン

 投稿者:もも  投稿日:2018年 7月18日(水)17時27分19秒
  塾長

久しぶりに長男が帰ってきたので、一緒に映画ハン・ソロを観てきました。

スターウォーズを観るつもりだと、がっかりするかもしれません。
宇宙観はあまりなく、どちらかというとブレードランナー的な映画ですね。
ハンが手に入れる前の美しい姿のミレニアムファルコン号が活躍します。
私は寄せ集めのパネルが貼られたりパネルが欠如したボロのミレニアムファルコン号が好きですが...
私や息子のようなファルコン号好きにはたまらない映画です。
 

本番:自宅の接地極を測る

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月18日(水)08時55分41秒
編集済
  以下に示してきたように,LCR-meterで,ほゞほゞ接地抵抗が測れることが分かったので
自宅の水場(トイレ,洗濯機置場)の3Pコンセントのアース端子(D種接地に相当)の
接地抵抗を測ってみようと思う。

庭にも外作業用に3Pコンセントが来ているので,ここに長~いコード付きの3Pテーブル
タップ(エレコム ELECOMT-Y055NDA [抜け止めマグネット雷タップ 集中スイッチなし
3P式7個口 5m]:ヨドバシ.comで@1,460(税込))を繋げ(図1),この3Pのアース極の
接地抵抗をいままで示してきた「3点方式」で測定した。
参考データとして,電源の接地側(ニュートラル,デッド:B種接地側)も測ってみた。

結果一覧を図2に示す(B種接地関連の測定は不安定なので参考程度)。
表に示す測定結果から,それぞれの接地極の接地抵抗(at 1kHz)を計算すると
  A接地棒:260Ω
  B接地棒:158Ω
  G接地極:4Ω
 (Eニュートラル側:4Ω:不安定なので参考データ)
となった。A,B極は,いままで測った値と同じなので,自宅の接地極(G:グランド端子)
の4Ωもたぶんきちんと測られているものと思われる。しかし,D種接地は100Ω以下
なので,あまりに低すぎるとは思っているが,この家は内装は木造だが,基本鉄鋼組
なので,この鉄骨をアースに利用していれば(確かめていないので分からないが)構造体
接地で4Ωは「考えられる値」であるとは思う。

一方,電源のニュートラル側(B種接地側:デッド,0V側)は測定が不安定である
(たぶん,50Hzの電源電圧が乗ってくるので,インピーダンス測定系に影響している
ものと思われる。高い周波では影響は少ない。)
しかし,1kHz 以上では比較的変動幅が小さいので,小さいほうの測定値を使ってE端子
の接地抵抗を算出すると,およそ4ΩとG端子とほゞ同じになった。この値が正しいかは
全く分からない。この辺の検討はまだまだできていない。次の課題である。
(B種接地は規格が複雑でかつ条件によって規格値も違うし,実際の施工方法によっても
変わるので,たぶん,個別の電柱の接地抵抗値は電力会社に問い合わせないとわからない。)
 

100円ショップ:接地実験に使えるもの

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月17日(火)09時46分40秒
編集済
  下で,補助電極として「ダイソー」の長いドライバを使ったが,手近で実験するには100円ショップ
グッズで「長い金属棒または金属板」を探せばいい。以下を探してきた。
1)30cmの「超ロングドライバー」:+と-があるが-のほうが差し込みやすいだろう
2)40㎝のステンレス直線定規(金尺:正しくは指矩(さしがね))
3)30cmのステンレス取付金具(補強用)
4)30cmのステンレス・トング(BBQ用)
このほか,ちょっと細いがBBQ用の長い串も2本1組であった。金属製の家庭菜園用小スコップも
使えるかもしれない。これらもちょっとした実験には使えるだろう。(そのうち実験してみる)

ただ,これらを接地極として使うには,これに「なが~~いリード線」をつけなければならない
ので,その点,市販の「リード線付きアース棒」が手っ取り早い。ヨドバシ.comで通販していて
送料無料で@319。実験用としてはオススメ。
 

3接地棒で接地抵抗を測る

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月16日(月)12時11分30秒
  接地棒を3本庭に打ち込み,各々間のインピーダンスを測り,計算によって,個々の接地極の
接地抵抗を算出してみた。一応,成功!

図1のように,
A:W型アース棒(右上)
B:ダイソーの30cmの超ロングドライバー(右中)
C:丸棒型のアース棒(右下)
をAC間2.4m,BC間1.2mに打ち込んだ。
DE-5000を交流Rsモード(直列抵抗モード:実際は位相角もでるのでインピーダンス・モード)
で絶対値と位相角を,周波数100Hz 120Hz 1kHz 10kHz 100kHzの5点で測定した。
測定結果は,図1の下段に示した。比較的安定した測定ができる(最後の桁,0.1Ωレベルが
変化する程度)。位相角を見ても分かるように,この測定インピーダンスはほぼ抵抗性である。
以下,それぞれをR1,R2,R3とする。

測定結果は,2端子で測定しているので,2接地極の接地抵抗の直列合成値が求められている。
そこで,図2のような演算をすると,個別のR1,R2,R3が求まるはずである。
3つの測定結果を足し合わせると,(R1+R2+R3)*2 が求まるので,これを1/2して (R1+R2+R3)
を求め,それぞれの2電極間の値を引いてやれば,3電極目の接地抵抗がもとまるという原理である。
計算は各自表からやっていただくとして,結果だけ示そう。

1kHzでの測定結果から
R1=262Ω(W型アース棒)
R2=361Ω(30cmドライバー)
R3=165Ω(丸型アース棒)
と「もっともらしい値」が求められた。正規の「接地抵抗計」があれば検証できるのだが,
おおむねOKということにしておこう。
なお,他の周波数でもおおむね同様の結果が求まるが,周波数特性があるようである。
1~10kHz位が,安定して測定できる範囲かもしれない。
 

LCR-meterで接地抵抗を測る

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月15日(日)22時09分23秒
  失敗と試行錯誤を繰り返して,実現可能性の高い1つの方法にたどり着いた。
「LCR-meterで,接地極間のインピーダンスを測る」というものである。

A,B2つの接地極間のインピーダンスを,電極インピーダンス測定でここでも度々とり
あげた,LCR-meter DE-5000を使って測ってみた。
(DE-5000については,「DE-5000は”買い”だな」:2018年 3月 6日(火)を参照)

図1のように,先に紹介した,ヨドバシから買った2本の接地棒を約2.5m離して,
庭に打ち込んで,この両接地極の間のインピーダンスをDE-5000で測った。
表とグラフで示すように,ほぼ抵抗性で,Z1+Z2=430Ω程度と測れた。下のほうの
「モデル計算 :2018年 7月13日(金)」で予測した抵抗273Ω(1本当たり)の2倍
程度で,「もっともらしい値」が測れている。

この方法を使って,3極の接地極を使って,個別の接地極の接地抵抗を測る方法に挑戦する。

(余談だが,このLCR-meter DE-5000は秋月で¥6000程度で買えるいろいろ使える測定器である。
 1つ持っていていいものですよ。おすすめ)

 

やってまった!

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月15日(日)07時36分7秒
  お恥ずかしながら・・・自宅の「漏電ブレーカ」を飛ばしてしまった。接地実験中に。
「お勉強熱心」はいいが,家族に迷惑をかけてはイカン!

50Hzの低圧電源を使って接地抵抗を測ろうと思った。手持ちに,たしか,6V程度の
トランスがあったなあと思って探した。我が実験室は,さながらゴミ屋敷。大海の一滴
を探すよなもんで,ほとんど不可能(これがすぐに通販に頼ってしまう悪いクセに連なる)。
たまたま,足元に,まだ使っていない「スライダック」があった。

スライダックは東芝の商品名らしいが,単巻トランスの2次側がスライドして,電圧を
自由に変えられるトランスのこと。一般名はオートトランス(1次巻線と2次巻線が
直列につながっているトランス)と言われている。

図1のような回路で,スライダックを10Vくらいに設定し,交流電流計を入れて,
測ろうとする接地極に繋げて,大地に電流を流すと,この電流は柱上トランスのB種
接地から吸い上げられる。この電流Iを測れば,かけた電圧Vとで,V/Iから,
「R=被測定接地極の接地抵抗+B種接地の接地抵抗」が求まるハズだった。

やってみました。何も測れん!!ふと,後ろを振り返ると,さっきまで点いていた玄関の
灯が消えている。中から「何したの~~!」という怒りに声が。その時,瞬間に
「いけね~~,漏電ブレーカ飛ばしたな?!」と思った。家の中は停電。すべての
電気機器が止まっている。懐中電灯を取りにいって,配電盤を覗く。過電流遮断器は
どれも落ちていない。「漏電ブレーカ」と思われるもののレバーが落ちて。小さな窓に
赤い字で「異常」とでている。ギャアーギャアー言われながら,このレバーを上げ,
無事停電は解消。

あ~あ。やってまった~~!我としたことが!頭の隅で「予想」していたことでは
あったが,事前の「机上考察」が足りなかった。

図2のように,電灯線のホット側の電流Iaは,一部,被測定接地極に流れ,これは,B種
接地を通って直接,柱上トランスに帰っていったので,この分が漏電ILになって,デッド
(コールド)側の電流Idがその分少なくなったわけである。漏電ブレーカは,この
ホット側電流とデッド側電流の「差(Ia-Id)」を検出して「漏電」を検出するのである。
通常,家庭用では15mAに設定してあるので,漏電が15mAを超えるとトリップ
(作動すること)する。
被測定接地抵抗が300Ωなら10Vをかけて30mAは流れるから,当然飛ぶな。

以上,失敗のご報告でした!猿も木から落ちる。
 

接地抵抗計

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月14日(土)15時14分9秒
  については,ここでも
「アースチェッカで何を測るの?」 投稿日:2012年12月15日(土)
で解説しているが,図1のように,測るべきアース電極(被測定接地極)のほかに
補助電極(遠位側を電流電極,近位側を電圧電極とする)を2本打ち込み,3端子
電圧電流法で測定する。
図1で説明しよう。
被測定接地極から10mくらい離れた点に,まず電流電極(補助電極)を打ち込み,
この間に交流の定電流(I)を流す。周波数は,市販接地抵抗計を調べたところ,
500Hz~1kHz程度であった。この2つの電極の中間部分あたりに,電圧検出用の
補助電極を打ち込み,被測定接地極との間の電圧(V)をはかる。この測定値V,I
からR=V/Iで,被測定接地極の接地抵抗を算出する。
以上が接地抵抗計の原理であるが,市販測定器(図2)は3万円前後で,アマチュアが
趣味で買うようなものではない。適切な交流定電流源を作れば自作できるだろうと
思っているが,そのうち・・・だな。

 

テスターでは測れない!

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月13日(金)18時08分23秒
  接地抵抗もテスター(ディジタルマルチメータ:DMM)で測れたら便利だなあ・・・と思って
一応やってみた。「ちょっと接地にハマってます」で紹介した2本の接地棒を,我が家の庭に
打ち込んで(30㎝打ち込むには結構な力が必要),両者の間の抵抗をテスタのオーム計で測ってみた。
全くダメ。数MΩとか,マイナス?Ωとか,わけのわからない値がでてくる。「直流ではだめかな」
と思って,念のためと思って両端子の間の「直流電圧」を測ったら,260mVあった。

ディジタルテスタの抵抗測定回路と測定電流に関しては,
「テスタはどうやって抵抗を測るのか」2017年12月14日(木)
「デジタルマルチメータの抵抗測定レンジ,試してガッテン 」2017年12月14日(木)
に詳しく説明してあるので見て下さい。
「被測定抵抗に定電流を流して,反転増幅器で増幅して出力電圧を測って抵抗に変換する」
という方法を取るのだが,抵抗値によって定電流値を変えて,抵抗にかかる電圧を100mV程度
ほぼ一定にして測っているようだ。すなわち,テスタリードの両端には100mV程度の直流がかかっている
ことになる。ここに,上記のような260mVの直流電圧が乗ってきたら,抵抗測定どうのこうの
問題ではなく,まったく測れないか,ひどい値を示すことになる。

要は「土壌は電解質を含み,金属を埋め込めば「電極電位」を生じ「電池」が形成されてしまう。」
ということらしい。

よって,「テスタでは『接地抵抗』は測れない!」と結論しておこう。
 

モデル計算

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月13日(金)16時22分6秒
編集済
  接地電極の接地抵抗は,代表的な形状については,理論的,実験的な近似式が用意されている。
棒状電極の場合,その接地抵抗R(Ω)は
直径d(cm),長さL(cm)とし,大地の抵抗率をρ(Ω㎝)とすると
 R=ρ/(2πL)・ln(4L/d)
となるらしい。(ここで,lnは自然対数:ネイピアの定数 e(=2.718281828459)を底とする対数)
単純にいうと,棒状接地極の接地抵抗Rは,大地の抵抗率ρに比例し,長さLに反比例(大略)し,
直径dが大きいほうが小さい。
ρ=10000Ωcm(=100Ωm)・・・庭土などの湿った土の代表値,d =7mm(=0.7cm),L=30cmとすると,
R=273Ωと計算できる。(医用接地の10Ω以下と比べると,かなり大きい)
長さLを長くしていけば小さくなるが,完全にはLに反比例しない(図1)。(lnの中の分母にもLが
入っているので)。また,太いほうがRは小さいが,あまり大きな影響はないようだ(図2)。

 

ちょっと接地にハマってます

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月12日(木)20時00分5秒
  「接地」「アース」は安全の代名詞みたいなものですね。
皆さんの病院や学校では「立派な医用接地」があるから,普段気にすることもないね。
わが家のゴミ屋敷みたいな「我が実験室」は普通の2Pコンセントの部屋で接地端子や3Pコンセント
はない。そこで,使える接地端子が家にないかを探すことに。接地端子や3Pコンセントはあるにはある。
便所(シャワトレ用)と洗濯機置き場に,確かにある。この接地端子(3Pの接地ピン)の接地抵抗は
いくらなんだろうと思ってきた。
一方,電源ラインのデッド側は柱上トランスのある電柱のところで接地(B種接地)されている
ので,これをアースとして使えないかは,昔,東京都工業試験所の人と一緒に検討したことがあって
「使える」とは結論しているが,どうやって安全に使用するか,また,雑音が乗らないかどうかは
まだ結論が出ていない。

取り敢えず,接地の勉強をもう一度するために,ヨドバシ.comから「簡易接地極」を2本買った。
丸棒タイプ(@319)と波板タイプ(@378)である。
丸棒タイプは直径7㎜φ,長さ30㎝,波板タイプは,波板の幅はW型になっているが1.5㎝くらい
で長さは同じく30㎝。
この2つを使っていろいろ実験している。
 

直流も危険

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月11日(水)16時15分54秒
編集済
  感電は電圧でおこるのでなく電流で起こる。何万ボルト溜まっても静電気には危険はない(通常)。
それが流れるときに,ピシッと感じる(この場合,放電のイタミかもしれないが)。流れるとは
「電流」で,しかもゼロだった電流がある値に急になるわけで,これは「パルス電流」。交流の場合
は,このパルス電流が繰り返し起こるので,そのたびに刺激される。しかし,直流では,流れた瞬間
のパルスで感電する。だから,露出した心臓に,9Vの電池(006P型)をちょっとつけるだけで,
心臓は心室細動を誘発される。

その後の直流大電流が流れ続けた場合の反応はよく分からないのだが,少なくとも,筋肉の強直
が起こるんじゃないかな。もちろん,大電流ではジュール熱による線状の細胞水蒸気爆発が起こり
身体が裂けてしまうだろう。または,全身真っ黒になるか。

山小屋の親父は単に「運がよかった」だけだろう。雷の直撃ではなく,落ちた雷の分流が流れ,
岩についていた肩などに抜けていって,たまたま,心臓付近の電流密度が小さかったんだろう。
傷は,もしかしたら「入り込んだ点」なのかもしれない。

いずれにせよ,直流も危険である。
昔,中高生のころ,真空管ラジオを作っていて,点検中に,電源平滑用のコンデンサにうっかり
手が触れようものなら,飛び上がらんばかりに(怒髪天を衝くが如く髪の毛が逆立つ→ウソ)なって
大事なセットを放り投げた経験は1度や2度ではない。
 

直流感電

 投稿者:もも  投稿日:2018年 7月10日(火)10時01分17秒
  塾長

直流の感電は心室細動の誘発の危険性は少ないですよね。
はやり火傷でしょうかね。
以前、北アルプスの山荘の親父に雷に当たった経験を聴いたのですが、岩の陰に居たら、雷が頭に落ちて耳に抜けたらしく、火傷の痕を見せてくれました。
直撃でなかったんで助かったのでしょうが、直撃で体内を通ったら脊髄焦げてしまいますよね。

ブレードランナーの電光掲示板に出てくる「強力わかもと」

洋画なのに漢字が表示されたので覚えています。

http://livedoor.blogimg.jp/a7617a/imgs/c/0/c0d775e2.jpg

 

強力わかもと

 投稿者:Tessho  投稿日:2018年 7月 7日(土)21時28分18秒
編集済
  って,ご存知ですか?
わかもと製薬株式会社のれっきとした医薬品。ホームページには
「『強力わかもと』は、消化・整腸・栄養補給の3つの働きをもった胃腸薬です。」
とある。
なんで,こんなものを持ち出したかというと,『ブレードランナー』(原題:Blade Runner)
(1982年公開のアメリカ映画)をもう一度じっくり見たから。始まりの物語。
その冒頭に,下の写真のような,バカでかい「ネオン映像塔」が出てくるんだが,芸者さんの
横に「強力わかもと」ってロゴが入るんだよ。で,気になって調べた。そしたら,今でも立派に
売ってるんだよ。しかも,この「わかもと製薬株式会社」てのは,1929年(昭和4年)4月創業の
老舗で,今の名前になったのが1943年(昭和18年)7月で,私より1年先輩。もちろん,現在も操業している。

面白いのは,この「広告塔」映像は「無許可」でつかわれていて,社長も後から知ったと
言うことらしい。しかも,『ブレードランナー』では「避妊薬」として登場している。

まあ,この初代『ブレードランナー』の感想はまた書くとするが,今回は,細部をじっくり
見ることができた。面白い。映像はよくできている。

(さっき,横浜でも震度3だった。日本国中,ガイヤの逆襲のごとく,暴れ放題。
ご家族のご無事をお祈りすると同時に,皆さんの病院機能維持の労に想いを馳せます。)
 

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