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嘉手納の空・・・徒然なるままに

 投稿者:宮里賢  投稿日:2017年 2月27日(月)02時31分37秒
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   2月24日(金)。京都府、大阪府、兵庫県等、近畿地方の行政不服審査担当者に対する、総務省行政管理局官僚による研修が大阪城の近くであり、出席しました。
 研修終了後、大阪城を散策していると、東側上空に飛行機が見えました。大阪(伊丹)空港への着陸態勢に入った飛行機です。大阪城の辺りでは騒音を感じないもの、伊丹市、豊中市辺りの騒音はそれなりのもの。
 そこで、大阪空港周辺の住民らが、損害賠償と共に夜間・早朝の飛行差止めを求める民事訴訟を提起しました。空港騒音訴訟で最も有名な大阪空港騒音訴訟です。残念ながら最高裁では認められませんでしたが、大阪高裁は、夜間・早朝の飛行差し止めも認めました。
 そして、この訴訟を中心とする運動の高まりにより、大阪空港の夜間早朝の離着陸はなくなり、代わりに24時間運航可能な関西空港の建設・運用となったのです。余談ですが、騒音対策の一環として国が保有していた土地を異常な安価で曰くつきの学園に売却したのが豊中の事件です。

 米軍嘉手納基地の騒音訴訟に関する23日の那覇地裁沖縄支部の判決でも、過去の損害に対する賠償は認めたものの夜間・早朝の飛行差止めは認めませんでしたね。
 民間空港については、最高裁も、運輸大臣(現国土交通大臣)の航空行政権行使に対する取消・変更を求める行政訴訟による飛行差止めの可能性を認めています。ただ、嘉手納基地のような米軍基地における飛行差止めは、(今回の判決で示したように)日本政府には米軍の行動を差止める権限はないとして、現時点では、控訴、上告しても認められないと考えられます。
 しかし、大阪(伊丹)空港の例でわかるように、声を上げ続けることが重要です。

 一昨年の8月にも記しましたが、10年余り前のウークイの日の夕方、当時、県の基地対策課長を務めていた平宗秀君と会食していると、翌早朝(つまり、ウークイ明けの早朝)に、嘉手納基地で早朝離着陸が実施されるとの連絡が入りました。
 私は、深夜、早朝のスクランブル発進を全面的に否定するものではありません。しかし、そのウークイ翌朝の早朝離着陸が必要不可欠だったとは思えません。

 普天間基地の辺野古への移設を容認するか否かについては、見解が分かれると思います。しかし、嘉手納基地の夜間・早朝の飛行原則差止めについては大部分の人が賛同・支持できるのではないでしょうか。
 基地対策課長を務めた平良君、基地問題に造詣が深い我部政明君を始めとした御同輩の皆さん、如何お考えですか。 
 
 
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